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楽しく豆まきができる節分の絵本
せつぶん
文・絵:ちびこママ
朗読:あんどうゆうか
おにが でたでた
あかおにだ!
まめまけ どんどん
おには そと!
こんどは あおおに
やってきた!
どんどこ まめまけ
ふくは うち!
おにさん さよなら
また らいねん!
としの かずだけ
まめ たべよ
こどもにゃ まめは
ものたりぬ
まるっと おたべよ
えほうまき!
おしまい
「せつぶん」の挿絵について
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あとがき
節分に豆をまく理由って、諸説あるんでしょうけど、「邪気を払うため」というのをよく聞きますよね。
節分のスタイルって地域性があって面白いですよね。北海道では大豆じゃなくて落花生を使うそうだし。
子供のころに住んでいた地域では、節分は家で豆を撒いたあと、神社で配られるお菓子を貰いに行くという風習がありました。
と言っても、そんな微笑ましい光景ではなく、近所のおじちゃんたちが放り投げるお菓子の争奪戦です。
大人も参加できるイベントだから、けっこう危険でした(笑)
押されたり足を踏まれたり。中にはジャンプしてまで取ろうとしてバランスを崩し、周りを巻き込んで派手に転ぶ人も。
私は地面に落ちたお菓子を拾いに行ったりしていましたが、手を思い切り踏まれたこともありました。
そんな、ちょっとおっかないイベントだったのですが、毎年楽しみにしていたのを覚えています。
時間は夜の8~9時頃だったかもしれません。
普段なら外出が許されない時間に、お菓子を貰いに行ける特別な日という感じで、いつもワクワクしていた思い出です。
みなさんの子供のころは、節分はどんな日でしたか?
今回の絵本は、節分が楽しくなるような絵本にしたいと思って作りました。
親子で楽しんでいただけたら幸いです。
※小さなお子様と豆まきをする際は、くれぐれも誤嚥にご注意ください。