ドイツに駐在していたころ、家族で近所のクリスマスマルクト(クリスマスマーケット)に何度か行きました。
私たちが住んでいた場所はデュッセルドルフという都市。日本人だらけの町だよ!(笑)
クリスマスマルクトが有名なのはニュルンベルクとか?でも遠かったんだよね~(^^;
デュッセルドルフのクリスマスマルクトも可愛かったですよ♪
私たちが駐在していたのは2014年~2016年で昔の話になりますが、当時の思い出を写真で振り返ります。
11月下旬になると、各地で可愛いクリスマスの屋台が並ぶ
ドイツでは毎年、11月下旬~12月23日頃まで、各地でクリスマスの可愛い屋台がたくさん出ます。
クリスマスの飾りとか、お菓子とか、ホットワインとか。そういう屋台が広場などにわーっと並ぶ、それがクリスマスマルクト(マーケット)です。
こちらは屋台の裏側。正面から撮ると人がたくさん写ってしまうのでね(笑)
でもとっても素敵な雰囲気ですよね♪赤い小屋がかわいらしい(*^^*)
ハートなどの形の大きなクッキー「レープクーヘン」
これ、見たことある人多いのではないでしょうか!可愛いですよね!!(*^^*)
名前は「レープクーヘン」なので、厳密にいうとケーキなのかな?(クーヘンはドイツ語でケーキの意。)
レープクーヘン (独: Lebkuchen) は、蜂蜜・香辛料、またはオレンジ・レモンの皮やナッツ類を用いて作ったケーキの一種で、ドイツを中心に中央ヨーロッパ各地で作られている。ドイツではクリスマスに飾ることで知られ、特に家の形をしたものはホイスヒェン (Häuschen) 、プフェッファークーヘンハウス (Pfefferkuchenhaus) と呼ばれる。
レープクーヘン│フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウィキペディアにもあるように、スパイスが効いたお菓子(多分長期間保存できるようにだと思う)で、クリスマス期間中に飾るものなんだそうだ。
金額は忘れたけど、結構いい値段がしたので買ったことはありません(^^;)
屋台で眺めて楽しみました(笑)
ドイツの屋台の定番!焼きソーセージをパンにはさんだ「ブラートヴルスト」
「ブラートヴルスト」は「焼きソーセージ」の意味。
屋台で「ブラートヴルスト」を注文すると丸パンに焼きソーセージ(結構長い)を挟んだものが出てきます^^
2~3ユーロくらい。
これは手軽に買えてボリューミー。クリスマスに限らず、普段から駅前の屋台とかで普通に売っています。
マヨネーズとケチャップをかけるか聞かれるかも。セルフの場合もあるけど。マスタードも置いてあるかな。
「マヨ オーダー ケチャッ?」と聞かれたら、かけて欲しいものを落ち着いてゆっくり伝えましょう。
マヨネーズは「マヨ」、ケチャップは「ケチャ」でいいよ^^余裕があれば「ビッテ」と付けましょう。
「マヨ ビッテ」ってね。
りんごソースをかけて食べるハッシュポテトみたいな軽食「ライベクーヘン」
クリスマスマルクトの定番メニュー。
クリスマスじゃなくてもどこかで食べられるかな?
「ライベクーヘン」は、すりおろしジャガイモを揚げて塩を振ったものにりんごソース(アプフェルムース)をかけて食べる軽食。
りんごソースが無ければハッシュポテトって感じ。
これ結構好きだった(*^^*)
ただ、サイズが大きいし、脂っこいから後半きつくなってくる(笑)
1つ買って2~3人でシェアがちょうどいいかも。
スパイスが効いたホットワイン「グリューワイン」!マグカップはお土産に持ち帰ってもOK
飲み物で有名なのは、グリューワイン。
スパイス入りの甘いホットワインで、飲むと体がカーーッとなります(笑)
一応、日本でも買えるよ。
日本人にはあまり馴染みのないお味のような気が。でも好きな人は好きだと思う。
こんな感じの可愛いマグカップで提供されています。お店によってデザインいろいろ。
お店によりますが、コーヒー紅茶、ソフトドリンクもあるのでアルコールが飲めなくても大丈夫^^
上の写真はたぶん、カフェラテ的なものだったと思う。
飲み物の代金は2~4ユーロくらい。
別途、マグカップ代がテポジットで3ユーロほどかかります。
容器代にテポジットのシステム「プファンド(Pfand)」がある
マグカップの代金はテポジットで、カップを返却するとお金を返してくれます。
このシステムのことをドイツ語では「プファンド(Pfand)」と言います。
1個3ユーロだったし、うちは記念に持ち帰りました^^
普段の生活でも、缶やペットボトルがPfandの対象になっていて、スーパーに容器の返却マシーンがありました。
機械でバーコードを読み取って、何本返したかのレシートが出てくるんです。それをレジで見せると、お金を返して貰えました^^
お値段は張るけど記念に欲しい、クリスマスオーナメント
この写真のような、おうちの形の可愛いランタンやオーナメントも売ってました。
可愛いお土産がたくさんあるのですが、どれもいいお値段(笑)
毎年1個ずつとか、少しずつ揃えていくといいよって駐在仲間にアドバイス貰ったけど、結局こういう飾りは買わず終いだったな~。
いろんな旅行先でたくさんお土産買ったから良しとしよう。
年末年始のヨーロッパ旅行は観光地やレストランの営業時間に注意(最後に)
日本では12月24~25日がクリスマス本番ですよね。
ヨーロッパではホリデーは家族でゆっくりするのが普通のようで、屋台も24日にはかなり減ってしまいます。
クリスマスマルクトを見に行きたい人は、12月中旬頃までで予定を組んでね。
12月24日過ぎると、マルクトや観光地はほとんどクローズするし、レストランやスーパーでさえも年明けまでは営業時間に要注意だよ。
まあ、クリスマス過ぎると航空券はグッと安くなるんだけどね。
旅行で行く人は、せっかくなら有名どころのマルクトに行きたいだろうなと思います。
が、混雑がすごいと思われ。
大小差はあれどクリスマスマルクトは各地でやってるので、他の目的地があって、ついでにマルクトも楽しむ、くらいの感じが個人的にはオススメです。