元ドイツ駐在員です^^現在は日本に本帰国しています。
駐在していたのは約3年間。ヨーロッパのあちこちを家族旅行しました。
今回はその中でも特に印象に残っている可愛らしい街・ローテンブルクの旅行記です♪
旅行したのは2016年。記事を書いたのが2020年なので情報は古いです。ツアーではなく、車での個人旅行です。
我が家の思い出話ですが、ドイツの有名な観光地の雰囲気が少しでも伝われば^^
ローテンブルクってこんなところ(サラッとご紹介)
ドイツの有名な観光地のひとつ。場所はロマンティック街道沿いです。
町の正式名称はRothenburg ob der Tauber。
谷間を流れるタウバー川から見るとはるか高台に位置しているので、「タウバー川の上方にあるローテンブルク」という名前がついてるそうだ。(地球の歩き方ドイツ2013~2014年版より)
人気の観光地なので、詳しい情報サイトもツアーもたくさんありますよ^^
中世の雰囲気が残る町並み、町を囲う城壁、可愛らしい建物。
日本人が思い描く「これぞドイツ!」がギュッと詰まったような場所なんです♪
カレンダーやポストカードでこの場所の写真を見たことある方も多いと思います。↓
こんな感じ。人気の観光地ゆえ、人がいない写真を撮るのは至難の業だけどね!(笑)
これでもこの写真、比較的映り込みが少ないものを選びました(;´∀`)
旅行の日程
我が家は車での旅行が多く、2泊して観光地を2~3箇所回るパターンが多かったです。
この旅行では、
- 1~2日目にネルトリンゲン
- 2~3日目にローテンブルク
- 3日目にヴュルツブルク
という日程でした^^
ネルトリンゲンの記事あるよ↓
毎回、エクセルでこんな感じの日程表を作っていました。↓
10:00「聖ゲオルク教会の塔」はネルトリンゲンの方。旅行初日はほぼ移動だけで、2日目の朝ネルトリンゲンを散策してからローテンブルクに移動したんだよね。
ルートにもよるけど、道が混んでなければ1時間ちょいで着く。
ちなみに「聖ゲオルク」と名のつく教会は他の地域にもあります。同じくロマンティック街道沿いの「ディンケルスビュール」とか。(←行ったこと無いけど)
ゲオルクはゲオルギオスのドイツ語読みで、竜殺し伝説で有名なキリスト教の聖人。
キリスト教の聖人である聖ゲオルギオスの竜殺しの伝説である。聖ゲオルギオスは人間の犠牲を要求したドラゴンを飼いならして殺害し、次の生贄として選ばれた王女を救出したと伝えられている。
聖ゲオルギオスと竜│Wikipedia
参考ページ(全部Wikipedia)↓
- Georgskirche(ドイツ語)
- 聖ゲオルギオス
- 聖ゲオルギオスと竜
・・・いきなり話が脱線した(笑)
旅の日程はこんな感じでしたよ、と。
ホテル メリアン ローテンブルク Hotel Merian Rothenburg
城壁で囲まれた中世の雰囲気が残っている場所は「アルトシュタット(Alt Stadt、英語にするとold town)」、いわゆる旧市街です。
ローテンブルク自体はもっと広くて、旧市街はこの地図のちょうど「タウバー」の文字がかかっている辺りの狭い範囲だけです。
旧市街にもホテルはありますが、観光客の車は入れないんだよね。
なので、旧市街の外の駐車場があるホテルを予約しました^^
私たちが泊まったのは、ホテル メリアン ローテンブルク(Hotel Merian Rothenburg)というところ。
旧市街まで歩いて行ける距離だよ。
ホテルの予約はいつもBooking.comを使っていました。たいていのホテルの説明が日本語で読めて、直前までキャンセル無料のところが多くて便利。子連れにはありがたかった。
当時は通常のチェックインが14時からで、アーリーチェックインを申し込んで13時にしてもらいました。
ホテルの写真ぜんぜん撮って無くて、なぜか鍵だけ(笑)
チェックインを済ませていざ旧市街へ!ここがアルトシュタットへの入り口です^^
って言っても、いくつか入り口はあるんだけどね。
私たちは「レーダー門」というところを通ったみたい。
レーダー門から旧市街の中心地へ向かうと、「マルクス塔とレーダーアーチ」をくぐり、旧市庁舎があるマルクト広場にたどり着きます^^
市庁舎の塔からの眺めが最高なんだけど、その話はまたあとで。
マルクト広場を通り過ぎ、旧市街のはずれの方にあるレストランへ行ってまずはランチ。
日本人経営の日本食レストラン Japan Restaurant LOUVRE
ごめんなさい、レストランも写真無いです(´;ω;`)全然撮ってなかったー!!
ローテンブルクでは、昼食も夕食もLOUVRE(ルーブル)さんでお世話になりました。
以前はホームページがあったんだけど、いつのまにかFacebookページになってた。
トリップアドバイザーにレビューや写真がたくさんあるよ。
すし専門店・・・らしいですが、定食もあってテイクアウトもできたんです。
ここ美味しかったんだよー!ミックスフライ定食とか食べたんだっけな?
ヨーロッパにお寿司屋さんはいっぱいあるんだけど、普通の定食みたいなのが食べられるところはあまりなくて。メニューがありがたかったです。
ローテンブルク旅行の時の和食レストラン、写真全然撮ってなかったんだけど、貰ったメニューが出てきた〜!
— ちびこママ@あかえほ (@Chibiko_mama) December 18, 2020
懐かしい!😆
そうそう、これのシーフードミックスフライ弁当テイクアウトして夕食に食べたんだよね。
基本的にお寿司屋さんなんだけど、こういう定食が豊富にあったのが嬉しかったんだ☺️ pic.twitter.com/pR2TpwZXl8
店内も昭和レトロな雰囲気があってすごく落ち着く。ホッとする。
昼食は店内で、夕食はテイクアウトの予約をしておいて。散策してホテルに戻って、私が子供のお世話してる間に旦那に取りに行ってもらって。ホテルの部屋で夜ご飯にいただきました。
はぁ・・・懐かしい(*^^*)
なんかヨーロッパの方々はゆっくりお食事をするのが一般的なのか、現地のレストランに行くといつも食事に2時間以上かかっちゃうんですよね。
子供も小さかったし、駐在中の旅行は常に日本食レストランを探していました(笑)
町中を散策
お昼ご飯を食べた後はプラプラと散策。
レストランLOUVREさんから旧市街の中心地に戻りつつ、建物をパシャパシャと。
LOUVREさんは旧市街の端の方にあるので、この辺は人が少なめ。
↑2枚目の写真のお宅に飾ってあるこの大量の瓶、この辺り*の名産「フランケンワイン」の瓶です^^
*ローテンブルクはフランケン地方です。
まるっこい独特のフォルムが特徴。オシャレで可愛らしい(*^^*)
馬車が通るとつい撮っちゃう(*^^*)ヨーロッパの観光地ではよく見かけるけど、日本じゃ見ないからね。
市庁舎の塔からの眺めが絶景
マルクト広場に戻ってきました。広場に近づくにつれて、人も多くなり賑やかな雰囲気になるよ。
2枚目右側の建物が旧市庁舎。内部見学できて、市庁舎の塔からの眺めは有名だしこれぞドイツ!って感じ。
\じゃじゃーん!/
・・・すいません、だいぶ加工しました(笑)
この写真は写真ACでダウンロードできます・・・(;´∀`)
ドイツの町並み、カラフルで可愛い写真いっぱいネットで見つかるけど、実際はここまで色鮮やかじゃないよ。
一切加工していない同じ写真がこちら。↓
カメラの性能とカメラマンの腕と天気次第な部分はあるけど、実際はこれくらいです。
ネットに出回っている写真は大体加工されているので、実物の色味は期待し過ぎない方がいい・・・不自然に色鮮やかな建物や空や山々は、写真の中にしか存在しない(^^;
ただ、写真に撮ると目に映る景色より被写体がかなり小さく写るじゃないですか。だからそういう意味では、実際には写真で見るよりも壮大で絶景で美しいです!
市庁舎の塔からのその他の写真↓
塔に上った時、少し曇ってたんだよね。写真の明るさとか調整したけどこれが限界(^^;
実にドイツっぽい。(ドイツだってば)
↑こちらは聖ヤコブ教会。(St.-Jakobs-Kirche)13世紀に建てられたそうです。
ヤコブはイエスの使徒の一人で、使徒ヨハネの兄弟。
『地球の歩き方』によれば、教会内部の階段を上ったところに「聖血の祭壇(Heilig-Blut-Altar)」という彫刻があり、その祭壇の中央は『最後の晩餐』の場面を描いているとか。中世ドイツの彫刻家・リーメンシュナイダーの傑作で必見だそうです。
なお、我々は行ってない。(;´∀`)
塔からの眺めを存分に堪能しました。
ショーウィンドウとかお土産とか
ただ見ているだけでも楽しいんですよね。本当に可愛い。
あんまり上手に写真撮れてなくてごめんなさい。
ズラッと並ぶ丸っこいのは、ローテンブルク名物「シュネーバル(Schneeball)」!
ドイツ語で「雪玉」の意味だよ。シュネーバルはローテンブルク名物だからね、お土産に買いましたよ。
サイズは色々だけど、基本大きくて・・・テニスボール大くらい?
生地を油で揚げて、粉砂糖をまぶしたりチョコでコーティングしたり、というお菓子。
生地の味そのものは非常にシンプルと言うか・・・素朴です。なので、チョコレートなどがかかっているものがオススメ。
食感は「サクサク、ポロポロ、もそもそ・・・の、飲み物・・・ごっくん。ふう。」って感じです。
フランケンワインも買いました^^
今は実店舗は閉店してしまったんですが、「えく子のワイン & ギフトショップ」という、日本人経営のワインショップがありまして。
今はオンラインショップのみ。
私たちはワインの味は分からないのでオススメを聞いて試飲をさせて貰い、自分たち用とそれぞれの両親に贈りました^^
可愛い建物やイースターの飾り
ただ歩いているだけで楽しいローテンブルク。
訪れたのがイースターの頃だったので、うさぎやたまごの飾りもチラホラ見かけました(*^^*)
2枚目はお菓子屋さん。ローテンブルクは日本人に人気の観光地ゆえ、至る所で日本語のメニューや説明書きがあります^^
城壁を歩く
ローテンブルクと言えば城壁。登れます。歩けます。
これから向かうところ。↓
好きな塔から登って好きな塔から下りられます。
城壁全体を歩こうとすると結構時間がかかるので、私たちが歩いたのはほんの一部。
城壁からの眺めはこんな感じ。ところどころに狭間(さま)がある。
通路は結構せまいよ。
ローテンブルクは第二次世界大戦で城壁も街並みもだいぶ壊れちゃったらしい。
で、国内外からの寄付金で修復をしていて、城壁に寄付者の名前と居住地名がこうやって埋め込まれています。
時間の都合により、城壁歩きはこれくらいで終わり。もしまた行く機会があれば、もっとたくさん歩いてみたい。
子供が大きくなったら連れて行きたい観光地(最後に)
子供は物心つく前に日本に本帰国しているので、たぶん旅行の記憶はない・・・はず。
写真や動画がたくさんあるから、それを見て「覚えてる」とは言うけどね(笑)
連れて行くとしたらツアーになってしまうだろうけど、いつか家族でまた行けたらいいなと思います^^